今出来ること

人生にはいろんな事が起きます。神様の設計図は私達の理解を超えています。今回の震災にしてもそうです。
被災された方々には酷な言い方かもしれませんが、神様は必ず私達に良きものしか与えられていません。全てに意味があります。
しかし、今現在苦しんでいる方にそれは言えません。私自身も苦しみの真っ只中の時は神様に何度文句を言ったことか。
でも毎回必ず辿り着いた答えは、全ての出来事は神様の大きな愛によって、私達にプレゼントされたものだということでした。
現代は情報化の社会です。色々な事が眼にはいったり、耳に聞こえたりします。
情報化は私達の世界観を広げます。
しかし、その反面、自分の無力さを感じることも多くなります。
知らなければ、身近の幸せだけを考えて生きて行ける。しかし、知ってしまったがゆえの苦しみもあります。
私達は自分の事はどうにかできますが、自分が手を出せないこと、どうする事も出来ないことは「苦しみ」にしかなりません。
人間一人一人には限界があります。
私達の見える範囲は自分の眼で見渡せる範囲だけです。
未来も見えません。過去も変えられません。
私達に出来ることは、たった今、この時だけです。
だからこそ、解決方法は「今、この瞬間を一生懸命生きる」しかありません。
日々を暮らしていると、些細な人間関係の葛藤や、自分自身の生き方に対する疑問なども湧きおこります。
それすらも、あなたの成長のために起きていると信じてください。
大きな問題、小さな問題、人生には様々な事が起きます。
しかし、それを乗り越え、あなた自身が成長すると、必ず、感謝と喜びがあなたの中で大きくなったことがあなた自身にわかるはずです。
「今」しか見えない私達は、それを「信じて動く」しかないのです。
考えることは、「今どう動くか」だけです。
「神様は私達に良きものしか与えない」
そう信じて、どんな出来ごとであっても、自分自身の魂の言葉に従って正直に行動する。それが最善の方法です。
私達は皆、霧の中を歩んでいます。前も後ろもぼんやりです。
がんばって。がんばって。という言葉は当事者には辛く響くだけだと思います。
個人の力ではどうすることも出来ないというようなことが起こると、人は無力感に苛まれます。
もう自分の頑張りだけではどうすることも出来なくなった時、人は宗教にたどり着くのかもしれません。
私は宗教家ではありません。既成の宗教団体の良いところも、矛盾に思えるところも感じております。
ですから、このようなとき何処を、誰を信じなさいとは言えません。
また私を信じてくださいとも云えません。
しかし、子供の頃より見えない世界とつながって、私自身が救われてきた経験があります。
少しでも皆さんの気持ちが明るく前向きになることを願い、これからも書かせていただこうと思います。
感謝
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