ポンデ黒糖

鎌倉の海岸です。
しばらく留守をしていましたのでブログの更新が止まっておりました。
今回は一人旅ではなかったため、かなり自由が制限されてしまいました。
それなりに楽しみましたが、性格上一人旅が合っているかも。
一年前、ここ鎌倉で、スペシャルスリリングな体験をしたので、再度お邪魔してみました。
お天気は快晴。
それでもさすがに海の水は冷たそう。
砂浜のサーフボードもちょっと寂しげな感じが漂よっています。
海岸の砂浜に座り、打ち寄せる波の音を聞きながら、ゆっくりお弁当でも食べたくなります。
しかし!!要注意です!!
現地の方々にとっては常識なのでしょうが、熊本から訪れた私は知りませんでした!
前回、その海岸の誘惑に誘われて、ミスタードーナッツをひっさげ、いざ砂浜へ。
座り心地の良い場所をキープし、娘と二人幸せ気分。
向かい合って、ドーナッツに手を伸ばし
「幸せねー」とドーナッツを口に運んだ瞬間!!
なんと!!ドーナッツが消えた!!
娘と私の距離、約30cm。
その二人の間で起きた突然の怪奇現象!
私の手はミスタードーナッツの商品「ポンデ黒糖」を挟んだ状態のまま、むなしく時を止め、
私の口の周りには、「ポンデ黒糖」の砂糖が白くその痕跡を残すのみ。
食べてな~い!!
声なき声で叫ぼうにも、頭も体も固まったまま。
叫び声さえ出せない。
人間、何が起こったのか理解が出来ないと、固まってしまうことがわかった。
完全に脳がコンピューターのフリーズ状態。
突然消えた「ポンデ黒糖」
娘も私も何が起きたのか全く理解不能。
日頃怪奇現象には慣れているはずなのだが、今回はなんの霊的な気配もない。
それもここまではっきりと起きた物理的現象。ありえない。
すると、突然頭上で「ピ~ヒャララ~」という甲高い鳴き声。
見上げた上空にくるくると旋回しているのは、なんとトンビ。
油揚げならず、トンビに「ポンデ黒糖」をさらわれた。
後で分かったことだが、被害はかなり多いらしい。
しかし、それにしても恐るべしかなトンビ!
全く私の顔や身体には一切触れることなく、神業のごとく一瞬にして私の手から消えた「ポンデ黒糖」。
向かい合った娘と私の間30cm、茶色の影すら見えていない。
トンビと解った途端、娘は私の固まった顔を思い出し、家に帰りつくまで思い出しては笑いっぱなし。
出産予定日を過ぎてもなかなか兆しが訪れなかった娘は、笑い過ぎが功をせいしたのか、次の日陣痛が始まりめでたく女児を出産。
めでたし、めでたしの思い出です。
感謝
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