成仏できないことってあるの？

母が亡くなった後にこのブログを知り、よく拝見させていただいています。
寂しく悲しい中にも、家族の絆を深めながら母の死を受け入れています。
しかし、霊感がある方に、まだ成仏できてないと言われまた何とも言えない思いに胸が苦しいのです。
テーマと違うコメントを書いて申し訳ありません。成仏できる、出来ないとかどうすればわかるのでしょうか…


そんなコメントがありました。

同じ思いをお持ちの方もいらっしゃると思います。

そこで、あえて、ブログの記事としてお返事を書かせていただきますね。



たいせつな方を亡くすというのはとても辛い経験です。


亡くなった当人よりも、遺された周りの人たちの苦しみや淋しさが大きいです。


霊能力者と言われる方々はたくさんいらっしゃると思います。

どんな方が本物で、どんな方が偽物だなどと言うつもりはありません。

しかし、同じようなことを言われたと悩み苦しんで私の所に来られる方もたくさんいらっしゃるのも事実です。


これからお話するのは、あくまでも私個人が受け取ったメッセージです。

ただ、少しでもそんな苦しみを持たれている方々のお力添えになればと思い書かせていただきました。




人間はすべて神様の息吹（魂）を頂いてこの世に生を受けます。

生まれたばかりの時は、純粋に神様の分霊を頂いたばかり、だからみんな天使のような清らかさです。

でも生まれてしばらくすると、お腹がすいたり、好きだ嫌いだ・・・・いろんな感情や思いが生まれます。これは脳が発達してくるからです。


そうやって魂は神様からの頂き物ですが、脳で思ったり感じたりする、脳が作り出している自分も現れだします。

だから、私たちの中には「純粋な魂の自分」と「脳が作りf出した自分と思っている自分」が共存しています。

このバランスが壊れると心身症などの病気を引き起こしたりするんです。



ちょっと、ややこしいかもしれませんが、もう少しお付き合いくださいね。



そうやって、魂の自分と脳が作り出した自分の二人、二人三脚で生きてゆきます。

そして、人生の最後を迎えるのです。


人生の最後の「死」の瞬間。何が起こると思いますか？


まず、必ず言えることは、それまでその人の中に入っていた神様の息吹である魂は神様のもとに帰ります。

神様が息を（魂を）引き取るんです。だってもともと神様からいただいたものですから。


ここで間違いなく言えることは、すべての魂はどんな人生を送ろうと天国や極楽へ行けます。

成仏できてないと言われたら、亡くなられた方の魂が天国に行けずにまだ地上にさまよっていると勘違いしちゃいますよね。

そんなことはありません。


間違いなく魂は天国にいきます。そして、肉体は土にもどります。

しかし、ただあと一つだけ残るものがあります。

それは、亡くなられた方の「思い」です。

これは生きている時のもう一人自分、脳が作り上げた自分。


生きている時も意外と軽んじていますが、「思い」ってパワーなんです。


だから、亡くなられた方が、遺された方々のことを心配していたり、気遣ったりして深い心残りが残ったままだったら、

愛するがゆえに気持ちを残しておられます。


ですから、成仏していないとおっしゃていることが、すべて嘘だとは言い切れないのです。

ただし、それは魂ではなく「思い」です。


ではどうすればよいのか。


そのためには、どうしたら亡くなられた方が安心されるかを考えれば良いのです。


亡くなられた方のことを思って毎日泣いてばかりいたら、どうでしょう。


喜ばれますか？いえいえ。余計に心配されますよね。

亡くなられた方々は、肉体はありませんが、いつもそばで見守っていらっしゃいます。

そして、遺された愛する人の幸せな笑顔を望んでいらっしゃいます。



だからもし供養ということをされたいのなら、自分が幸せになることです。

そしてありがとうって感謝することです。

これ以上の供養はありません。




違う意見もあるとは思いますが、それを承知で書かせていただきました。

このことで、少しでも心の苦しみが薄くなっていただけたら幸いです。




今日も読んでいただいてありがとうございます。








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