「カルマ」について

檜原村(吉祥寺の滝)
過去(または過去世)の行いが「カルマ」となって、今の大変な状況を作りだしているのではないでしょうか?
そうご質問されることが時々あります。
そこで今回は「カルマ」について。
「カルマ」って、現代では逃れることのできない悪い原因のように捉えている方が多いように感じます。
でも、元々「カルマ」とは、
「悪い行為をすると悪い結果になり、
良いことを行うと良い結果になる」
それって
仕事をさぼれば経済的に苦しくなるように
暴飲暴食を繰り返すと病気になるとか
すごく当たり前なことなんです。
そんなごく当たり前の因果関係の行動が「カルマ」です。
幸せな人生を送るためには、幸せになるための行為をしましょうねという教えなのです。
「あなたは過去世で人を殺しています。だから今世で苦しむのです」 などと言われ、
「だから今の苦しみはしょうがない。」
そう言って、日々の辛い状況を我慢していらっしゃる方が時々いらっしゃいます。
とんでもないです。
「カルマ」の教えは、過去の原因を悔やんだり、後悔したりすることではありません。
ましてや「カルマ」は償いを強要する教えでもありません。
だって、過去を変えることは出来ませんよね。
「覆水盆に返らず」ってことわざがあるように、こぼれてしまった水は元の容器にもどすことは出来ません。
出来ないことを考えてもどうすることも出来ませんよね。
でもだからって、しょうがないって我慢していても前には進めません。
だからこそ
どうすることも出来ない過去にとらわれるのではなく
過去の原因を見つけて、なぜそういう行動をしたのか理解し
「この先どう行動するか」を導く
これが本当の「カルマ」の教えなのです。
ただ過去世を知るだけは無意味ですし、ましてやそれに縛られることはマイナスにしかなりません。
また原因が過去世にあるというケースはホンの僅かです。
ほとんどのカルマが、今世の生き方考え方で作られています。
今、この瞬間にも「カルマ」は作りだされているんです。
何が今の苦しみを産み出しているのかに「気づき」行動を変えることが一番大事ですよね。
今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
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