祓詞 ― その2 ―

必死で逃げるイザナギ神ですが、このままでは捕まってしまうかも


そこで、後ろから追いかけてくる醜女に向かって、

自分の頭に付けていた髪飾りのつる草を投げつけました

つる草はすぐに山葡萄になり、

後を追ってきた醜女は葡萄に気を取られて、むしゃむしゃ葡萄を食べ始めました




しかし食べ終わるとまた追ってきます

次に髪にさしていた櫛を投げつけるとタケノコに

すると醜女はまたタケノコを食べ始めます




その様子を見て、このままでは逃げられてしまうと感じたイザナミ神は

8つの雷に黄泉の軍隊を従わせて、イザナギ神を追いかけさせました

恐ろしく強靭な軍隊です



しかし、その軍勢すらも、生えていた桃の木の実を投げてその呪力で追い払いました



そこで、とうとうイザナミ神、本人が追いかけてきました



捕まったらたまったものではないと、イザナギ神は巨大な石で道を塞ぎ、黄泉の国からこっちに来れないようにしました

その石で塞いだ場所を、黄泉津比良坂(よもつひらさか)といいます




こうして命からがら逃げてきたイザナギ神ですが

自分が行った黄泉の国のあまりのまがまがしさに

「なんて、いやな、醜い、汚い国にいってしまったんだろう

このままでは私の身体が穢れて腐ってしまう。自分の身体のみそぎをしなくては」

そう考えて、みそぎの場所として、筑紫の日向の橘の水門(みなと)のある阿波誼岐原へやってきます




これが祓詞の中の


つくしの ひむかの たちばなの おどの あはぎはらに
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に

筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原という所で禊をしましたという場所説明です


「筑紫」というのは、現在は福岡県周辺一帯を表わしていますが、古代では九州全土を「筑紫」と呼んだそうです

日向は宮崎県、阿波岐原は今でも地名で残っていて、現在リゾート施設がある海岸沿い一帯のことです

阿波岐原の近くには橘通りなどの名も残っており、小戸神社もあります(その1の写真が小戸神社です)



ということで、イザナギ神は、日向の橘の小戸の阿波岐原の入江に浸かり

黄泉の穢れをきれいに祓うための禊を行いました


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宮崎県阿波岐原にある「みそぎ池」です



イザナギ神はまず身につけていた持ち物や、来ていた服などを投げ捨てられます

するとそこから次々に神様が生まれ出て

水の中に潜って身体を洗われるとまた、様々な神様が生まれました



そして、最後に、左の目を洗ったときに「天照大御神」が生まれ

右目を洗ったときに「月読命」

鼻を洗ったときに「須佐之男命」が生まれました



このように、禊をしたら次々の数多くの神様が生まれ出てきましたよということを表わしている祓詞の部分が


みそぎはらへたまいしときに なりませる はらへどのおおかみたち
禊祓へ給ひし時に成りませる祓戸大神等


イザナギ神がみそぎをして穢れを祓った時に生まれ出た沢山の祓戸の神様たちよ

となります。


そこでその神々達に

もろもろの まがごと つみけがれ あらむをば
諸諸の禍事罪穢有らむをば


もし、私達に様々な災いの元や罪がありますならば


はらへたまひ きよめたまへと まをすことを きこしめせと
祓へ給ひ清め給へと白す事を聞食せと

どうぞ、お祓いください。清めてください。この願いをどうぞお聞き届けください。と


かしこみ かしこも まをす
恐み恐も白す


誠に恐れ多くも申し上げます



となります。



神社で祝詞を聞く機会があったら、意味を思いだしながら聞いてくださいね


祓いの効果は倍増しますよ



長くなりましたが、お付き合いありがとうございました



感謝



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YUMI

Author:YUMI
熊本を拠点に活動している
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