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ある自閉症の方の手記

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人と違う個性を持ち、それがなかなか理解してもらえず、自分自身も自分を認めることが出来ない。

とっても辛いことですよね。



私自身も他の人と違う感性を持っているために辛い思いをしてきましたが

そんな中でとても勇気をもらえた手記に出会いました。

東田直樹さんという自閉症の方が書かれた手記です。

良かったら読んでみてくださいね。




「原始時代からタイムスリップ。批判、駆け引き、競争が苦手」 東田直樹

「あの人変だよね」

 この言葉を聞くたび、私は泣きたい気持ちになるのです。他の人からの刺すような視線に耐えられず、その場から逃げ出したいと、いつも思っています。

 街中で、わけのわからないひとり言をつぶやく、おかしな動きを繰り返す、ピョンピョン跳びはねる、そんな人を見かけたことはありませんか?

 見かけても、かかわりたくないと避けたり、顔をしかめたりされた方もいることでしょう。

 身体のどこも悪そうに見えないのに、言葉が通じない。意味のない行動ばかりやりたがる。普通の人から見れば自閉症は、わからないことだらけの障害だと思います。

 話せないから、心がないのでしょうか。

 みんなと違うから、異星人なのでしょうか。

 私は、自閉症とは、自分で自分のことをうまくコントロールできない障害だと考えています。

 なぜなら、自分はまるで、壊れたロボットの中にいるようだと感じているからです。

 たとえば、先生から指示が出されたとします。みんなはすぐにその指示に従うことができますが、私は話の内容は理解しているのに、どうすればみんなのように、言われた通りに行動できるのかが、わかりません。

 みんなと同じことができない。

 自分勝手に動き回り、先生やみんなに迷惑をかけ、怒られてばかりの私は、人の役に立ついい子になりたいと、心から願いました。しかし、話そうとしても頭の中が真っ白になるので、弁解どころか、人に謝ることさえできません。こんな毎日が、つらくてつらくて仕方ありませんでした。

「何のために生まれてきたのだろう」

 動物のように奇声を上げ、人の言うことを聞かず、自分のペースで生きようとする。自閉症の私が、この社会で存在する意味を知りたいと思うようになりました。

 本当の私は、誰からも制約を受けることなく、時間の枠を超え、ただひたすら声の限りに叫び、大地をかけていたいのです。あるいは、音も言葉もない静寂な水の中で、じっと息を殺し、永遠に続く宇宙の鼓動を感じ続けていたいのです。

 それこそが、私の憧れる世界であり、生命の輝きを感じる瞬間です。

 けれども、この社会では、そんな自由は許されません。生きるためにやらなければいけないことが、たくさんあるからです。自立のために、私も少しずつですが、自分でできることを増やしています。

 お日様を見れば、光の分子に心を奪われ、砂をさわればその感触に全神経を集中させてしまう私たちですが、決して人が嫌いなわけではありません。声をかけられても知らん顔をするのは、近くにいても気づかなかったり、どう答えていいのかわからなかったりするためです。

 人は誰でも、ひとりで生きられないことを知っていると思います。自閉症者は、普通の人が考えている以上に、自分のことをわかっています。

 常に成長しなければならない現在の社会では、自閉症者は、じゃま者でしょうか。

 自閉症者の中には、こだわりなどの特徴を生かして、社会で立派に働いている人もいますが、目立たないように、ひっそり暮らしている人も多く存在しています。

 自閉症は、近年増えてきているそうです。

 その理由を、世の中の人にも、考えてほしいと思っています。

 まるで、原始時代からタイムスリップしてきたような自閉症者たち。人を批判することも、駆け引きをすることも、競争することも苦手な人間。

 私たちを見て、あなたは、何を感じますか?






東田直樹さんは自閉症というご自身の目線から世の中を見て

それを正直な言葉として表現されています。

だからこそ読んだ私たちは、普通に人として忘れていた本当の感性をその言葉の中にみつけてハッとさせられるのでしょうね。



世界中には沢山の人々が生きています。一人一人違うからこそ素晴らしいのかもしれませんね。




自分の個性を否定するのではなく

自分自身の個性に素直に正面から向き合うことで

それを神様からのプレゼントとして生かすことができるのかもしれませんね。




東田直樹さんは本も出版されていますし、ネットにも記事が載っています。

ちょっと読んでみたいなって思ったら探してみてくださいね。





今日も読んでいただいて、ありがとうございます。






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こんばんは・・。
とてもリアルで現在の社会の様子を書かれた内容ですね。差別と偏見、また無関心の蔓延。
社会システムから外れた者、社会に対して利益を生み出さない者は必要ない人として認定されてしまいますよね・・。ネットにおいても、常に弱いものイジメが常態化して人の持つ悪魔の部分が顔を出している事も多くウンザリする事も多々あります。
自分さえ良ければ他人の苦労や重荷は知らない、関係ない・・と、それが正しい人間像と正当化している社会も有り、本当に社会全体が殺伐としている部分もあって厳しい世の中だと思います。
私自身は、とにかく、自身に関係する人に感謝と思い遣りの気持ちを込めて接して行ければと思っています。私の悪魔が顔を出したら・・、反省と思い遣りの気持ちを思い出す、感謝の気持ちを思い出す。
そんな自分との戦いしかできませんが・・
一つ一つ、少しでも良い社会にと願っています。

真心さんへ

コメントありがとうございます。

インターネットの普及によって、今まで触れることのできなかった情報を受け取ることが出来るようになりましたよね。
それはスゴイ革命的なことだと思います。
でもその反面、他人を平気で攻撃するような情報もあります。

人っていう字は「ノ」と「﹅」の、お互いが支え合って「人」という字になっていますよね。
一人では生きて行けないのが「人」のはずだったのですが、科学が進んで便利な世の中になったら、次第に一人でも生きていける世のなかになってしまいましたよね。

そうなると、真心さんも書かれていたように
自分さえ良ければ他人の苦労や重荷は知らない、関係ない・・・・・って、そんな人が増えてきちゃうんですよね。

便利になるのはすごく良いことですが、必ずマイナスの面も伴うことを常に知っておく必要があるのでしょうね。

世の中を変えることは難しいですが、常に自分を振り返り、相手に対して感謝の心を持つように心掛けていれば、その光が自分と関わる人に少しずつ広がって行くのではないでしょうか。

どんな個性を持つ人でも、みんながみんなを互いに認めることができる、そんな社会になってほしいですよね。
プロフィール

YUMI

Author:YUMI
熊本を拠点に活動している
スピリチュアルカウンセラー

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