日本人は謝りすぎ?

外国の方からよく指摘されることの一つに
「日本人は謝りすぎ」というのがあります。
相手の方からぶつかってきたのに、反射的に「すみません!」って言ったり
相手が声を荒げると、よくわからないまま「すみません!」って。
で、挙句の果て友達から、「あなたって謝りすぎだよー」って言われて、つい「ごめん」(笑)。
意外とこんな人多いかもしれません。
とりあえずあやまっとけば、相手を怒らせることもなく平和が保てますよね。
自己主張を避けて、できるだけ相手の意見を尊重する。
これはとても大切なことだと思います。
平和主義が悪いわけではありませんよね。
でも、自分の気持ちはどうかしら。
自分の気持ちは後回し、で、相手の気持ちばかりに注意がいってないかしら。
相手の感情や思いにばかり注意を向けて、自分の気持ちは後回し
・・・・ってことが続くと
いつの間にか
自分が何を好きで、何が嫌いか、何をしたいのか
自分の気持ちをキャッチするのが苦手な人になっちゃいます。
で、心の奥底で「なんか自分ばかり損してるみたい」に感じたり
「自分のこと本当に分かってくれる人はいない」って思ったり
「何をやっても心から楽しめない」ってなっちゃいます。
「ごめんなさい」って謝ってもいいんです。
でも必ず、自分の気持ちにも注意を向けてあげることが大切です。
で、どうやるか・・・ですよね。
すぐに「ごめんなさい!」ってあやまっちゃう人。
これ「あやまり癖」です。
そう、いつのまにか身についた「癖」なんです。
もしかしたら、子供時代にそうやって自分を守る必要があったのかもしれませんね。
「癖」の問題点は頭で考えずに、反射的に行動しちゃうところです。
「謝るのをやめよう!!」って頑張っても難しいですよね。
1つのステップ、次のステップと少しずつ変えてゆくのがベストかもです。
まず、1ステップ
いつも通り「ごめんなさい!」でいいんです。
問題はその後。
いつもなら、謝った後「なんか気分悪くさせたかしら」「これでよかったかしら」とか、
相手の反応ばかり気にしちゃったり
逆に「謝ったのは変だったかしら」って心配したり。
「ごめんなさい」とか「すみません」の後に、相手の反応や気持ちを心配してる人はこれをやめてくださいね。
相手の反応を考えてる自分に気が付いたら、
先ず、考えるのをストップ。
で、逆に、自分の気持ちや感情、思いに注意を向けてください。
「あれ?今本当に謝る必要があったかな」とか、「私は相手の言葉が乱暴でそれが怖かったんだ」とか
悲しくなった?ショックだった?腹が立った?みじめな気持ち?・・・・などなど
自分の心に聞いてみてください。
相手や自分を非難するのではなく、自分の心の声を素直に聞いてあげるだけです。
そして、最後に「よく我慢したね。えらい!!」とか
「平和的に謝れる自分はすごい!」って自分をほめてあげるんです(笑)
これを続けていくと、少しずつ変わっていきますよ。
で、次のステップです。
なんとなく自分の心の声が聞けるようになったら、
次は、「ごめんなさい」や「すみません」を「ありがとう」に置き換えてみるです。
例えば、誰かに手伝ってもらったら
いつもなら「面倒かけてすみません」って言っちゃいそうですが
「本当に助かります。ありがとうございます」って。
「すみません」よりも「ありがとう」の方が相手も気持ちいいですよね。
ステップ1が上手になったら、ステップ2もチャレンジしてみてくださいね。
みんなみんな幸せになりますように。
*セッションのお申し込みはこちらから
今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
みなさんからのあたたかい拍手が私のブログを続けるためのモチベーションになっています
私のモチベーションアップの為にこちらの「拍手」もポチっとクリックお願いします(^-^)
スポンサーサイト